斎藤のブログ

twitterで書くと長くなりそうなものをブログで書きます

趣味と嗜好

例えば

「この人のこういうところが好き」

とか

「こんな髪型が好き」

でもいいけど、そういった趣味嗜好は果たして脳のどこにしまわれているのかということに少し疑問をいだく今日この頃です。

性格や人格ってのは特定の刺激に対する反射行動だと考えてるので、今年小学18年生になった自分でもパブロフの犬とかABC理論で多少は弄れると思ってます。

そうはいえども、子供のころ、特に小学生中学生辺りの義務教育と呼ばれる期間のころの体験は脳の成長も合わせて結構人格形成に大きな影響を与えてると思います。

ニコニコ全盛期だと思ってるβ版辺りに見てた文化は今でも根強く記憶に残っています。その中で特に大部分を占めているのは東方projectだったりします。

寺社仏閣、観光地巡り、風景、音楽、神話・伝承等に興味の指向性が向いているのはすべて東方の影響ですから。ABC理論のBの部分に東方フィルタがある感じです。

 

最近読書(ラノベですが)をしていますが、以前はジャズやバラード、クラシックを聴いていましたが、久しぶりに東方に戻ってくると曲を聴いているだけでしあわせ~~な気分になったりします。

ここで疑問に思うのは、単純にいい曲なのか特定のフレーズや演奏が好きなのか、それとも日本人が流行で聴く曲を決めるような東方のフィルタがあるのかという疑問です。

僕は音楽の専門家ではないのでフレーズや周波数的なことはわかりませんが、おそらく先に挙げた三つの項目すべて脳が感覚的に判断しているんでしょう。

東方の曲だけじゃないですけど、音楽にはストーリーがあると思っています。特にゲーム音楽は場面を想定して作られていますから、その曲を聴いただけで逆説的にどんな場面で使われている曲なのか想像できたりします。

 

東方だと道中の曲とボス戦での曲は雰囲気が異なります。

道中は言葉の通り移動中の曲ですから、作品のストーリー進行に沿って曲の特性が変化していきます。一番わかりやすく人気な曲が多いのは風神録だと思います。

ボス曲はそのキャラクターに焦点を当てて作られているのでそのキャラクターの特徴やストーリー上の重要さとかで曲の作りこみが異なります。

キャラ固有ということで全体的な完成度で言えば後半のボスになるにつれて評価が高くなる傾向があります。

最近で言えば

紺珠伝の「ピュアヒューリーズ」や「パンデモニックプラネット」

天空璋の「秘匿されたフォーシーズンズ」や「秘神マターラ」

鬼形獣の「偶像に世界を委ねて」

これらはかなり評価が高いです。ランキングを見ても上位は6面ボスやExボスに集中しています。

僕の最近のお気に入りは「偶像に世界を委ねて」や「ピュアヒューリーズ」「星条旗のピエロ」「輝く針の小人族」「今宵は飄逸なエゴイスト」です。

この中でも輝く針の小人族」に関してはなんだかこちらが悪い役みたいな印象を抱く曲です。一寸法師が鬼に挑む曲ですねあれは。現実の一寸法師は他の昔話に倣って結構えぐい話っぽいですけど一般的な一寸法師は昔話のヒーローです。

 

いかでしたか?

東方の曲はここで挙げた曲だけじゃなく、まだまだ多くの曲があります。500曲以上あるっぽいので、興味を持った方はランキングからあさって見てもいいのではないでしょうか?

ひとまずは曲を聴いてみることから。作業用BGMとして使うのでもいいと思います。

そうやって沼にはまる人が増えるとオタク的にはうれしかったりします。